庄原市から司法書士の飯田様、行政書士・宅建士の宮崎様を講師に迎えて、中山間地域の空き家対策について、実際の事例を基にオンラインでの勉強会を行いました。

司法書士の宮崎様からは墓じまいでのトラブルや、空き家利用の移住者が地域とうまく馴染めなかったことなど、中山間地域ならではの実務的な課題についてお話をいただきました。

中山間地域の空き家対策は、不動産価値が低いため不動産業者が積極的に介入しないことや、墓や農地など対処が難しい不動産などがあり、取り組みのモチベーションを維持するのがそもそも大変で、東広島市も同様の課題があるため、非常に共感しました。

行政書士・宅建士の宮崎様からは地域の自治会との連携についてお話を伺いました。
家財の片付けでは、フリマ出品の手伝いをするなど細やかな支援をされています。
宅建士としては空き家と購入希望者とのマッチングに力を入れられており、状態の良い日本家屋を外国の方にマッチングするなどの事例について教えていただきました。

庄原市のお二方とは、東広島市の共通点も多いことから、これからも一緒に事例研究をしていきたいと思います。